えむおの人生アップデートブログ

会社に居場所はありませんでした。頭の中に答えもありませんでした。だから行動するしかありませんでした。その中で得られた知識・考え方をあなたに提供し、アップデートさせます。

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【良い上司の条件】失敗しても "損をしない文化" を作れ【部下の育て方】

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読んで欲しい人

  • 部下がいる人
  • 部下を育てるヒントが欲しい人
  • 部下の失敗に対する考え方を知りたい人

上司の器にかかっている

「もっといい意見はないのか。最近の若い奴は大人しすぎる」と上司が嘆く。

 

このような場面、思い浮かびませんか?

 ドラマや映画などでも聞き覚えのあるセリフかも知れませんね。

 

ここで一度考えてみて欲しいのですが、

「若者は大人しい」

本当にそうでしょうか?

ぼくは違うと思うんですよね。

 

挑戦しようとすれば「余計なことをするな」

失敗をすれば「誰が責任を取るんだ」

と言われるような環境・文化では大人しくせざるを得ないと思いませんか?

 

だから「最近の若い奴は大人しすぎる」と思うのであれば、

それは上司自身のマネジメントの問題です。

だからこそ、"自分自身(上司)に向けるべきセリフ" であり、

間違っても部下に向かって嘆くようなセリフではありません。

ぼくは、このようなセリフを嘆くような上司を良い上司とは思えません。

 

だからこそ、ぼくは『部下が挑戦できる・自発的に動けるようになるためには、"上司自身の器" 、"文化づくり" にかかっている』と思うのです。

 

ということで、

今回は『部下の育て方』がテーマです。

"上司自身の器" は、すぐにはどうにかなるようなものでもないので、じっくり色んな考え方を知って拡げてもらうするとして、

今回は特に "避けては通れない失敗に対する文化づくり" のお話で進めていきたいと思いますので、お付き合いの程、よろしくお願いします。

 上司としての器を拡げるための考え方の一つです。

切腹文化をやめる

「失敗」と聞くと、「責任」というワードが浮かんできませんか?

まずこれが良くないことなんです。

 

でも「失敗→責任」と連想してしまう理由もわかるんです。

なぜなら多くの企業・組織が失敗したときに

「誰の責任だ?」

「どう責任を取るんだ?」

という論点に注目しがちになるからです

つまり "失敗に対する切腹文化" です。

 

誰も切腹などしたくありませんよね?

だから失敗した時に、報告が遅くなったり、隠したりという事態が発生してしまうのです。

 

そして失敗したときに論点にすべきは、

『何が原因だったか?』

『次にどう活かせるか?』

という "学びに関して" です。

 

確かに失敗すると、損失も出るので得なことではありません。

 

ですが、失敗から学べることもあります。

『学べるところがあるのに、論点がズレているので学べる機会を失っている』

これこそ、"本当の損失" ではないでしょうか。

 

上司としてやるべきことは、失敗を突き詰めて部下をヘコますことでありません。

仕事を前に進めることです。

 

それに誰でもどんなことにでも失敗は付き物です。

だからこそ、"失敗しても(心理的に)損をしない文化づくり" なのです。

 関連記事の紹介

失敗に対する文化も大事ですが、個人としての失敗の捉え方も重要です。

ぜひセットで読んでみてください。

emuo-upd.hatenablog.jp

文化だからこそ改善できる

「失敗の報告が遅い」といった問題は、

「その人の人間性だ」と言って終わらせることは簡単です。

こういった問題は、確かに人間性の問題もありますが、

ぼくは組織文化も要因の一つだと思うのです。

そして文化事態は改善できます。

文化を作っているのは、その場にいる人間なのですから。

 

だからこそ『上司がまず「学べるどころか?」という論点に導く』

この姿勢こそ、文化作りのベースとなります。

 

そして

『まず部下がどうこういう前に、上司としてやるべきことをする』

これでいきましょう。

 

あなたならきっと大丈夫。

応援しています。

お互いに頑張りましょう。