- 記事を読んで欲しい人
- 選択肢を選ぶことは、"スタートを切る" ということ。
- "選択肢の正確さ" よりも、"選んだ選択肢を正解にする努力の方" が大事。
- 選んでもらったのなら、"正解" にして返す。
- 後悔するのは、"人に選んで貰ったもの"。
記事を読んで欲しい人
- 選択肢を選ぶ時、迷いすぎてしまう人
- 選んだ後に自信がなくなってしまう人
- 選ぶ前に "正解" を知りたいと思う人
今回の「選択肢を選ぶ」というテーマですが、
以前は、親・上司からの視点を軸に『 "選択肢を選ばせること" が人材育成だ』という趣旨で書きました。
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今回は、以前と違って 「 "自分で" 選択肢を選ぶ」 という "自分目線" でのお話になります。
選択肢を選ぶことは、"スタートを切る" ということ。
選択肢を選ぶことに時間をかけてしまう人・迷ってしまう人の気持ちは、すごくわかります。
「どれが一番いいのだろう?」
「もし間違っていたら‥」と思ってしまうのも無理はありません。
正解がわからないのですから。
このように考えてしまう人は、「選択肢を選ぶ = ゴール」のように感じてしまっているのではないでしょうか?
実は、そうではなくて『選択肢を選ぶ = スタートを切る』ということなんです。
「なぜそういう風に考えるのか?」をさらにお話していきます。
"選択肢の正確さ" よりも、"選んだ選択肢を正解にする努力の方" が大事。
当然ですが、誰だって選択肢が正解かどうかなんてわかりません。
どんな人だって、常に "答え合わせは後から" です。
「じゃあ、選んだあとはどうしようもないのか?」というと
そういうわけではありません。
実は、ここが本当に重要なことで "正解の確率をあげること" ができます。
それが『努力すること』なんです。
つまり "自分が選んだ選択肢を正解になるように努力をする" ということです。
結局、正解かどうなんて、"選択肢を選んだあとの努力次第"です。
受験の時、志望校を選んだとしても、勉強をしなければ受からないのと同じですね。
確かに学生時代のテストなどでは、"正解を選ぶこと" に価値がありました。
ですが社会人になってからは、"選んだ選択肢を正解にするための努力" に価値があります。
要するに "何が正解か?" よりも "何を正解にするか?"ということを意識したほうがいいということです。
なので、選択肢を選ぶべき基準は、自分が一番努力できる選択肢、努力できる道筋が見えるものが『最善』だということです。
最初に選んだ選択肢が「もしかしたら間違っているかも?」と感じることもあります。
でもその時は、すぐに謝って「こういうことが分かったから、こっちにします」でいいんです。
これも "まずスタートを切らないとわからないこと" ですから。
それに自分でスタートを切って努力をすれば、 必ず『経験』が得られます。
この『経験』が得られただけでも価値があります。これを活かせば、次の選択肢を選ぶ時に参考になりますから。
この『経験』こそ、"あなたの強み" になります。
選んでもらったのなら、"正解" にして返す。
先ほどは、"自分で選んだ選択肢を正解にするために努力する" のが大切だと書きました。
ですが、逆に自分が仕事・プロジェクトを任せられることもあると思います。
その時は、依頼した人から「あいつにこの仕事・プロジェクトを頼んで正解だった」と思ってもらえるように、全力を尽くすんです。
これが "信頼" となるわけです。
ぼくは、"信頼は、依頼主を正解させてあげること" だと思っているんですね。
だからぼくは、選んでもらったのなら、"正解" にして返します。
後悔するのは、"人に選んで貰ったもの"。
そして最後に
『もし選択肢を人に選んでもらってばかりだったら、どうなると思いますか?』
ぼくは『後悔』しか残らないと思うんです。
人生で後悔することは、自分で決めなかったことばかりのような気がするんです。
「親がそういったから」
「先生がそういったから」
「上司がそういったから」
これを言ってしまえば、確かに自分を正当化できるし、周りは慰めてくれるかもしれない。
どんなに人の責任にしても、どんなに言い訳をしても、人生の最後は "自業自得" な状況になります。
選択肢を避け続けたのなら、"人生の選択肢の幅" も狭くなっていきます。
だって「選択肢=スタートを切る」ということですから、「選択肢を避ける=スタートすら切っていない」ということになってしまいます。
そうなってしまっては結局、一番被害を受けているのは自分です。
"自分の人生の責任" は、どこまでいっても "自分" ですから。
だからぼくは、とりあえず "自分でスタートを切れたらいい" と思っています。
どんな結果になったっていい。
"自分でスタートを切る癖" さえついてしまえば、どんな状況になっても何回でも立ち直れますから。
だから、あなたも選択肢を選ぶことで不安になることもあると思いますが、まずはスタートを切ってみてください。
あなたならきっとできます。頑張ってください。
応援してます。