読んで欲しい人
- 批判ばかりする人が周囲にいる人
- 批判に落ち込んでしまう人
- 批判の対処法を知りたい人
批判ばかりする人に負けないで欲しい
【批判】
批評して評価すること。物事を判定し・評価すること。
〜出典:コトバンク〜
調べてみるとこのように出てきます。
まず始めに言っておくと、自分に対する批判は、全て悪いことではありません。
批判は、言い換えると自分の視点以外からの意見でもありますから。
そういった意味では、活かせる部分もあります。
ですが、何かにつけて批判ばかりする人っていませんか?
ぼくの元上司が批判ばかりする人でした。
いわゆるブラック上司
ある程度の批判があるのは仕方ないことと割り切ることができますが、批判が多すぎると、仕事が前に進みません。
しかも批判から、いつの間にか "人格否定" に繋がっていることもあります。
「あれ?それって、ぼくのこと嫌いだからですよね?」ってやつもある。
まだ「批判 + 改善案」のセットなら、歓迎するのですが‥。
批判しかされない場合は、傷つきますし、きついですよね。
ぼくも当時は耐えるしかなく、ことあるごとに落ち込んで凹んでいました。
それに批判する人に「批判しないでください」と言っても通用するわけありません。
なので、こちら側が批判する人への "心構えを持つべき" というか、"対処法" を知らないといけません。
ということで、今回は『批判ばかりする人に対する心構え・対処法』についてです。
批判ばかりする人で苦しんでいるあなたは決して悪くはありません。
そんなあなたが少しでも楽になるように、ぼくが身につけた受け流し方を書いていきますので、よろしくお願いします。
批判ばかりする人の性質
ぼくは、まず "批判ばかりする人の性質" を知っておくべきだと思います。
恐らく批判している本人すら気づいていないことだと思います。
『出る杭は打たれる』という言葉がありますよね。
批判ばかりする人たちは、"杭を打ちたいだけ" なんだと思います。
しかも 、自分より杭の高さを低くするために。
だから "批判するための批判" のようなことをするんです。
正直、"批判するための批判" は、誰にでもできることです。
誰にでも批判できてしまう部分はありますから。そこをわざわざ指摘するのは、断言することで、相手は反論することができないから、気持ち良くなっているだけなんです。
それに批判ばかりする人は、決して自分の杭を高くしようと思っていません。
自分は変わろうとしないんですが、他人のことは変えようとするんです。
「こういう性質の人たちなんだ」と割り切ってください。
これを頭の片隅に入れておくだけで、ぼくは楽になりました。
"距離をとること" が一番
批判ばかりする人たちの性質を知って割り切った後、やるべきことは "距離をとること" です。
性質を知って反論したところで、平行線にしかなりません。
それは、"他人のアラを探すくせに、自分のことになると言い訳を探ししかしないから" です。
だから、"距離をとるべき" なんですね。
もし距離を取れない場合は、できる限り "受け流すこと" です。
「そういう意見もあるんですね。参考にします。」ぐらいで受け流してください。
大事なのは、"反応するのではなく、対応をする" ということです。
ぼく自身も批判ばかりの上司と関わらないといけない時、 "反応ではなく、対応をする" ということを強く意識していました。
批判をまともに受けてしまうと、ダメージがあるのですが、"対応する" という意識があると客観的になることができ「あっ、このパターンね」と受け流すことができるんです。
対処法というより攻略法ですね。
本当にシンプルなので「これだけかよ!」と、思うかもしれませんが、"距離をとること" と "受け流すこと" がベストなんです。
また38万フォロワー突破のTwitterが人気で、テレビ・ラジオなどマスコミ多数出演している精神科医Tommyさんも次のように著書で語られております。
悩みに一部は他人事なのよね。
他人事は他人事と理解すると、心の負担がちょっと減るわ。
「上司の言葉がきつい」→言葉がきつい上司の問題。他人事。
「部下が言うことを聞かない」→言うことを聞かない部下の問題。他人事。
他人事は、結局その「他人自身」にツケが回ってくるだけ。
〜精神科医Tomyが教える1秒で不安が吹き飛ぶ言葉〜
出版社:ダイヤモンド社 より
本当にこれですよ。
批判などを受けると、こちらが悪いように感じてしまいますが、実はあなたの問題ではありません。その人の問題ですよ。
このことを勘違いしないように。
そしてあまりにも辛いようなら "転職すること" も一つの手段だと思いますよ。
「逃げる」というよりも、『生き延びること』を最優先にしてください。
書籍の紹介
1593個のグローバル評価
星5つ中4.3
批判ばかりする人の末路
批判ばかりしている人は、後から必ずツケが回ってきます。
それは、『信用と実績が積み上がらない』 ということです。
年齢は積み重なっていくのに‥。
挑戦する時や物事を始める時には必ずリスクはあるものですし、失敗もつきものです。
そこを指摘して「うまくいくわけない」と言っておけば、そりゃあ当たるでしょう。
こうして、その "批判の正答率" を上げていき、それを "自分の実力" と勘違いするんです。
そして、自分で打席に立つことをしないくせに、外野からヤジを飛ばします。
なぜなら打席に立つと自分の実力がバレてしまいますから。
と思っているのは本人だけで、周りからはもうバレています。
打席に立とうとしない人に、打席が用意されることはありません。
そうなるとそんな人は退場しかありません。
ぼくの元上司も降格・異動となり、退場となりました。
そして最後に勝つのは、打席に立ち続ける人です。打席に立った分だけ信用と実績が積み上がりますから。
ここで一つ批判に関する名言を紹介します。
あれこれと批判する人が尊いわけではない。
実力者がなぜ失敗したのかとか、実行者がもっとうまくやるべきだったなどと、指摘する者が偉いわけではない。
賞賛されるべきは、その分野で実際に行動した者である。
アメリカ合衆国 第26代大統領 セオドア・ルーズベルト
だから、あなたも最後には勝ちます。
負けないでくださいね。あなたのことを応援しています。
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批判するばかりで、"話を聞けない人の末路" も書いていますので、こちらも読んでみてください。
また批判されると、何かと気分が落ち込んでしまうもの。
そんな時、気分転換が必要なわけですが、実は気分転換には "秘訣" があります。
その秘訣を知りたい方は、ぜひ読んでください。
気分が落ち込んだ時は、大切な人のことを思い出しましょう。