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仕事や将来の不安を解消するヒント。「消す」のではなく「利用する」向き合い方

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​仕事や将来の不安に悩み、デスクで立ち止まって考え込むビジネスマンのイラスト

不安を感じるのは、正常なこと。

この記事を読んでくださっている方の多くは、日々の仕事やプライベートにおいて、何かしらの「不安」を抱えているのではないでしょうか。

 

「これで大丈夫だろうか。もしかしたら大きなミスをしているかもしれない」という仕事での不安。

 

「あの人に良く思われていないかもしれない」という人間関係の不安。

 

また20代なら「これからどうなっていくのだろう」と、"将来が見えないことに不安" を感じてしまったり、40代になったとしても「このままで良いのだろうか」と、逆に "将来が見えてしまっていることに不安" を感じてしまうことだってあります。

 

本当に、不安のグラデーションは人それぞれです。

 

私自身もかつて、職場の人間関係や自分の将来に激しく悩み、本当に涙が出るような日々を過ごした時期があります。

 

ストレスのあまり、片道15kmもある夜道を、ロードバイクを押しながらただ呆然と歩いて帰ったこともありました。

 

家に帰っても「明日またあの扉を開ければ、あの人がいるんだ」と考えてしまい、眠れない。

当時はまさに、「これからどうすればいいんだろう」という暗闇の中にいました。

 

そうなると、誰もが「何とかしてこの不安を消し去りたい。一瞬で楽になる裏技はないか」と思いますよね。

当時の私も全く同じでした。

 

しかし、このような状況から抜け出したい一心で数多くの本を読み、自分なりに思考を重ねた結果、ある1つの事実にたどり着きました。

 

それは、「不安は、決して無くならないもの」であり、「不安を感じること自体は、人間としてごく正常な反応である」ということです。

 

問題は「不安があること」それ自体ではありません。

「その不安をどう扱い、どう自分の行動に結びつけるか」という、向き合い方の技術こそが重要なのです。

 

いつも平気そうな顔をして進んでいる人は、不安がないわけではありません。「不安との付き合い方」が少しだけ上手なだけです。

 

今回は、あなたがその一歩を踏み出すためのヒントをお話しします。

不安は、現状を打破するための「変化のサイン」

まず、「不安を感じる」という状態を客観的に整理してみましょう。

 

冒頭でも触れましたが、モヤモヤとした不安の正体は、あなたの心が「このままでいいのだろうか」「今のままでは、何となくやばいかもしれない」と薄々感じ取っているシグナルです。

 

どうしていいか具体的な方法が分からないから、感情だけが空回りしてしまうのです。

 

ここで、不安とうまく向き合える人はどう考えているかというと、「不安は、自分が現状に満足していない(変えたい部分がある)という証拠」だと捉えています。

 

つまり、不安とはストレスではなく、「現状を変えた方がいい」という心からの建設的なサインなのです。

 

そう捉え直すことができれば、不安は自分を次のステージへ進めるための「きっかけ」に変わります。

 

仕事の進め方を変えてみる、誰かに相談してみる、あるいは環境をガラッと変えてみるなど、「具体的な行動へ移すためのエネルギー」として利用するのです。

 

不安を「嫌なもの」として蓋をするのではなく、「行動を起こせという合図だな」と再定義する。

これだけで、心のモヤモヤは少しずつ晴れていくはずです。

人生を大きく変えるのは、不安と向き合い「行動」した時。

なぜ、不安をきっかけにすることが人生の転換点になるのでしょうか。

 

結論から言えば、不安を感じているときこそ、人は「今の自分に何が足りていないか」に最も敏感になっているからです。

 

そして、その状況を何とかしようともがき、小さく動き出すプロセスの中にこそ、自分を成長させる知恵やアイデアが眠っています。

 

人は、満ち足りていて安心な環境にいるときは、わざわざ新しい工夫をしようとは思いません。

 

強い不安を感じ、「どうにかしなければ」と真剣に思ったときに初めて、現状を打破する最高のアイデアが生まれるのです。

 

つまり、不安は変化の「ヒント」そのものです。

 

だからこそ、不安は「なくすもの」ではなく「利用するもの」と考えた方が、圧倒的に生きやすくなります。

 

振り返ると、私自身も上司との関係に悩み、強い不安を感じたからこそ、必死になって本を読むようになりました。

 

当時はただ必死だったのですが、結果として、その不安と向き合ったことで人生が大きく変わりました。

 

それまでは「本を読むなんて信じられない」と思っていた人生だったのが、今では「インプットのない人生なんて信じられない」と思えるほど、行動のベースが変わったのです。

 

感情のままに悩むのをやめ、「今できる小さな行動」にエネルギーを振り向けたとき、景色は確実に変わり始めます。

その不安は「考えすぎ」という客観的な事実。

ここまでは中長期的な不安についてお話ししてきましたが、日々の生活や仕事の中で、「何かを行う直前」に襲ってくる突発的な不安もありますよね。

 

結論から言うと、その不安のほとんどは「あなたの考えすぎ(脳内の妄想)」であるケースがほとんどです。

 

ここで、私が大切にしている言葉を紹介します。

 

私がこれまでに思い悩んだことのうち、98%は取り越し苦労だった。

マーク・トウェイン

 

現実に起きてしまったトラブルは「対処すべき問題」ですが、不安は「まだ起きていない出来事」です。

実際に起きるかどうかも分からない不確定な未来です。

 

だから、やってみる前から不安で心を消耗させる必要は全くありません。

悩むのは、実際に問題が起きてからで十分間に合います。

 

実際、勇気を出してやってみると、「意外とすんなりできてしまった」「心配していたような最悪の事態にはならなかった」ということの方が圧倒的に多いのではないでしょうか。

 

不安に足が止まりそうになったときは、「これは自分の考えすぎかもしれない」「そもそも起きない可能性の方が高い」という客観的な事実を、どうか思い出してください。

不安があるからこそ、「思考を整理して丁寧」に進む。 

とはいえ、「何も考えずに楽観的に突き進め」ということではありません。

思考を完全に停止させてしまうのは、それはそれで別の問題を引き起こします。

 

現実問題として、新しいことに挑戦するときには多少の不安がつきものです。

私だって、今でも不安を感じる瞬間はたくさんあります。

 

そこで私が実践しているおすすめの方法が、「不安を感じるときこそ、あえて立ち止まり、プロセスを丁寧に進めていく」ということです。

 

不安の正体を紙に書き出して、今できる準備を一つずつ潰していく。

このように、不安を「準備の精度を上げるためのチェックリスト」として利用するのです。

 

感情に流されそうなときほど、あえてロジカルに進む。これも、不安という感情を賢く利用して、冷静に行動するための強力な戦略になります。

"リフレッシュ" を戦略的に取り入れる。

不安を変化のサインとして捉え、行動に変えていくことは大切ですが、同時に「自分を労わること」も絶対に忘れてはいけません。

 

不安と正面から向き合い、現状を変えようとすることは、想像以上に心身のエネルギーを消費する行為だからです。

 

心がガス欠を起こして余裕がなくなってくると、本来なら気にならないような小さなことまで、大きな不安へと増幅されてしまいます。

これでは本末転倒です。

 

だからこそ、自分をリフレッシュさせる時間を「スケジュール」としてあらかじめ確保してください。

 

休むことはサボりではなく、「次の打席でちゃんとバットを振るための、戦略的な準備」です。

 

一歩ずつで大丈夫です。

あなたなら、きっとこの不安を乗り越えていけます。応援しています。

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