えむおの人生アップデートブログ

会社に居場所はありませんでした。頭の中に答えもありませんでした。だから行動するしかありませんでした。その中で得られた知識・考え方をあなたに提供し、アップデートさせます。

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【言いたい】"褒めるのがうまい人" ってどこを褒めるの?【グッとくる一言】

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記事を読んで欲しい人

  • 褒めることが苦手な人
  • 褒めるポイント・褒める技術を知りたい人
  • あと一言付け加えたい人

褒める部分には、"ポイント" がある。

突然ですが、"人を褒める" って難しくないですか?

 

もちろん「結果がよかったですね」ぐらいは褒めることはできますが、ビジネスの場面で目上の人には使いにくかったりしますよね。


なので "あともう少し踏み込んだことを褒めたい" 、"グッとくる一言を言いたい" と思っても どういう風に言えばいいんだろう?」となってしまいますよね。

 "心にグッとくる一言" って、今までの苦労が報われますからね。

 

ということで、今回は "褒める" についての記事となります。

確かに "褒め上手な人・達人" はいますよね。実はその人たちは、"とある部分" に注目して褒めているんです。その部分についてこれから紹介していきます。

会社・企業内だけでなく、親が子供を褒める場合にも参考になると思いますので、よろしくお願いします。

 ぼくは、会社の研修などで今回のポイントを話したりしています。

注目すべきポイントとは?

では、褒め上手・達人はどこをみて褒めているのでしょうか?

 

それは『相手のコントロールした部分』です。

一生懸命に "工夫した部分" に注目して、そこを褒めているんです。

 

例えば、子供のテストの点数が90点だったとします。

「90点だったの!? すごいねぇ!!」

そこでさらに

「語呂合わせで覚えるの頑張っていたもんね。その方法があってるんじゃない?」

というように "工夫している部分" を褒めてあげるんです。

すると、より褒める内容が具体的になり、今回の場合は、アドバイスを付け加えることができています。

もう一つ例をあげてみると

東大出身の方に「東大なんですね。すごいですね。」だけよりも、

「東大なんですね。勉強時間とか方法をいろいろ工夫されたんでしょうね」と言った方が、より深く相手に寄り添うことができると思うのです。

このような言い方をすれば、目上の人にも使えますよね。

なぜ "コントロールしている部分" なの?

"結果が出た" ということは、その裏にはもちろん "努力" があります。
その "努力" をこなすためには、必ず工夫して、自分をコントロールしなくちゃいけません。それこそ、その人が頑張っていることの『根本』だからです。

つまり、その人自身の過去との比べて "成長しているね"、"頑張っているね" と評価しているわけです。これは嫌な感じしませんよね。

 

しかもこの誉め方ですが、普段から見てないと工夫なんてわかるわけないので、

「普段からちゃんと頑張っているの見ているよ」

というメッセージも込めることができます。

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それ以外のよくある褒め方でもある「才能があったんだよ」というのは、確かに嬉しいものです。

しかし、これだと抽象的。まだ粒が荒いんです。
数字でわかるものじゃないし、誰かとの比較でやっとわかるものだからなんです。

"意思" や "根性" も同じですね。やはり目に見えないものは、抽象的になってしまうので、少し弱い気がします。

  

「運がよかったね」
これは褒めているようで、軽くディスってますね。

八方美人は、誉める粒が荒い

人を褒めることは、とてもいいことだと思います。

しかし、中には "八方美人" と呼ばれてしまう人もいます。 

八方美人とは

だれからも悪く思われないように、要領よく人とつきあってゆく人。

"誉め上手" と "八方美人"では、印象が違ってしまいますね。

この違いは、どこからくるのでしょうか?

 

ぼくは、先ほど書いた通りで "褒め方が荒い" のだと思います。

他の人にも当てはまるようなことを言ってしまうから、
「他でも似たようなことを言いやがって」とか
「どうせ、うわべだけだろ」と勘違いされてしまうのだと思います。

決してこれが全てというわけではないですが、八方美人とならないためにも覚えておいた方がいいと思います。

"工夫" とか知らないんだけど‥

もちろん "工夫" を知らないことだってあります。

特に友達や部下などの場合ですね。全てを見てるわけじゃないですからね。

この場合は、

「結構、苦労したんじゃない?どうやってやったの?」
など、相手がコントロールした部分を『疑問』として聞いてあげればいいんです。
こういう部分って自分が聞かれてもうれしくないですか?
「わかってくれてるんだ」とも思えますし、それに "話しやすい" ですよね。

 

この聞き方は、"目上の人" にも有効です。

だって後輩とかに、自分の苦労話や自慢話を聞かせたい人もいますから。

そして適当に相槌を打って「へぇ~勉強になりました。参考にしてみますね」と言っておけばOK。

 急に "雑な対応"

"誉め上手"は、"励まし上手"

これまで書いてきた "褒め上手" の方法ですが、 "人を励ましたい" 場合でも使えます。 
『結果がよくない時は、今回は方法が合わなかった』とすればいいんです。

 

最初の方で例として書いたテストの場合だと

結果が悪いと叱るのは良くありません。

 本人だって悪い点数を取りたいわけじゃないですからね。

だから

「今回は、勉強方法が合わなかったかもしれないね。」

というフォローを入れてあげればいいんです。

こうすれば、「あなたの頑張ってたことは知ってるよ」とメッセージにもなりますし、「他にもやり方は、たくさんあるよ」というアドバイスにも繋げられるのでいいと思います。

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自分が "褒められた場合" は?

これまでの内容とは逆に、自分が "褒められた場合" も困ることもあるのではないでしょうか?

相手が褒めてくれてるのに

「大したことないですよ。」
と謙遜しているつもりで言っても、相手が認めようとしてくれてるのだから、少しイヤミっぽくなることもあるんです。

ましてや、

「センスですね。」

「まぁまぁでした。」

と言ってしまうと、その場を凍りつかせることになります。

 

だから、しっかりと

「ありがとうございます」と受け取って

「まだまだです」「これからもやります」と上昇思考的に言っておく、

もしくは、「〇〇さんのおかげですよ」と言っておくのがベターだと思います。

たった一言で‥

たった一言かもしれませんが、それだけで感情や苦労が報われることがあるんです。

野球のピッチャーなら、たった一球の差。

レースなら1秒の差です。ほんのわずかな差なんです。

たった一言ですけど、心をグッとさせることもできる。ほんとに大切です。

作物に例えると

人って「どれだけ収穫できたか?」ばかりに注目して
「どれだけ種をまいたか?」をあまり関心がないことがあるんです。

これってぼくは、「少し寂しいなぁ」と思いますし、「救われる人もいるのになぁ」とも思うんです。

 

ここで一つ名言を。

天才だと? 37年の間、毎日14時間練習を続けてきた私をつかまえて、天才呼ばわりする気か!      

  作曲家 / バイオリニスト     パブロ・デ・サラサーテ

 

だからぼくは、この種をまいている部分をわかってあげるような人間でありたいと思っています。

 

そして最後に

他人をほめることは大事です。
けど「他人をほめることができた自分をほめる」ということも大切なことですよ。
うっかり忘れないように。

応援してます。

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