- 記事を読んで欲しい人
- 『悔しい』ってマイナスなこと?
- 『悔しい気持ち』の使い方は・・・
- 腹が立つのは 、"正しい対処方" を知らないから。
- 「 "悔しい気持ち" を捨てよう」という意見もあるけれど・・・。
- 『悔しい気持ち』の裏には、"理想の自分" がいる。
記事を読んで欲しい人
- 今まで悔しい経験をしたことがある人
- 「悔しい」という感情をどう処理すべきか?わからない人
- 悔しがってしまう自分が嫌な人
- 「悔しい」という感情を捨てればいいと思っている人
『悔しい』ってマイナスなこと?
この記事を読んでくれているあなたも、今まで「悔しい」と思った経験があるのではないでしょうか?
例えば、子供の場合だと「あの子は自転車に乗れて楽しそうだ」とか、
大人になって社会に出ると「職場の同僚が評価がいい」など。
このように「悔しい」と感じる場面も何歳になっても、珍しいものではないと思います。
ですが、この "悔しい" という『感情』、腹が立ってしまったり、拗ねてしまったりと、マイナスのイメージがありませんか?
でも、ぼくはそんなにマイナスだとは考えてないんです。むしろ、少しプラスのようにも感じます。
それは、“悔しい気持ちの使い方" が、みなさんと少し違うからかも知れません。
ということで、今回は『悔しい気持ち・嫉妬』についてです。一般的に醜いものとされがちですが、それは "使い方を知らないだけ" かもしれません。
そのことについてお話を進めていきますので、お付き合いの方、よろしくお願いします。
『悔しい気持ち』の使い方は・・・
「 "悔しい気持ち" 、"嫉妬" の使い方なんてあるの?」って思うかも知れません。
実は、あるんです。
それは、「悔しい」という感情を "ひっくり返してみる" ということなんです。
”子供の時に自転車に乗れてる子を見て悔しいと思う”
これをひっくり返して見ると『自分も自転車に乗りたい』ということ。
つまり、自分にそういう欲求があるということ。
”会社の同僚の評価がいいのを見て悔しいと思う”
これをひっくり返して見ると『自分もいい評価が欲しい』という欲求があるからなんです。
つまり「悔しい」という感情が表われるということは、『自分に足りないもの・欲求』が見えるということです。
これが、"悔しい気持ち" 、 "嫉妬" の使い方なんです。
こう考えると「悔しい」という感情もマイナスなことではないと思いませんか?
決して人に向けるものではありません。
腹が立つのは 、"正しい対処方" を知らないから。
冒頭でも書きましたが「悔しい」という気持ちは、腹が立ってしまったり、拗ねてしまったりという感情と反応がくっついています。
なぜこうなるのかというと「悔しい」という ”感情の正しい対処方を知らないから” なんです。
正しい対処法を知らないから、相手に向けてしまったり、自己評価を低くしてしまうことになってしまうんです。
これは、"悔しい気持ち"、"嫉妬心" の悲しい使い方です。
なので正しい対処方は、
1.『悔しい気持ち』は、"自分の足りないもの表われ" なので、『自分の中に向けるもの』ということを意識する。
2.「どうすればその足りないものが手に入るか?」ということを考える。
ということです。
こう考えれば『悔しい気持ち』は、決してマイナスなものではなくて、むしろ自分に足りないものが見えて、"理想の自分" に近づくことができるもの。
だからぼくは、『悔しい気持ち』は、決して悪いものじゃないと考えています。
「 "悔しい気持ち" を捨てよう」という意見もあるけれど・・・。
これまで、書いてきましたが、ぼくは「悔しい」という感情は "捨てるべきじゃない" と思います。
「悔しい」という感情をひっくり返せば、自分の足りないものがハッキリとわかるんですよ?これを捨てるというのはもったいないことだと思うのです。
普段から「自分に足りないもの」「理想の自分」って言えますか?
とりあえず「お金」ぐらいは言えるかも知れませんが(笑)
本当は、もっと具体的な欲求が、みんなあるはずなんです。
以前のぼくの場合だと、会社の仲間の成功を素直に喜べませんでした。
これも悔しい気持ちの表われです。本当は仲間が成功する喜ぶべきことなんですけど、
それだけ『自分の成功』に拘っていたんです。
「自分が、あんな風にみんなの中心にいたい!」と思っていたんです。
ですが、今回の記事で紹介したように "悔しい気持ち" 、"嫉妬" の使い方を変えたんです。
「悔しい」という気持ちを受け止めて、そこで『じゃあ自分が成功するためにはどうすればいいか?』というように考えを変えていったんです。
『悔しい気持ち』の裏には、"理想の自分" がいる。
ぼくは、他人を羨んだりすることは完全になくすことはできないと思います。
だからこそ、”見方を変える”、”使い方を変える”というのが大事なんです。
そしてぼくの経験上、『悔しい気持ち』の裏には”理想の自分”がいます。
その『悔しい気持ち』を利用して、理想の自分に徐々に近づいていきましょう。
あなたも頑張って。 応援しています。