読んで欲しい人
- 人の話を聞けない人
- 人の話を聞く価値を知りたい人
- 人の話を聞くためのちょっとしたスキルを知りたい人
話を聞けない人は 、 "裸の王様"
今回のテーマは、『人の話を聞く』ことについてです。
今、この記事を読んでくれてる人の中には、
『人の話を聞く』って、大したことじゃないと思う人もいるかもしれません。
けど、ぼくは『人の話を聞ける』って大事だと思っていて、ある程度は話を聞くスキルを身につけておいた方がいいと思うんです。
特に仕事の面においては重要です。
だって、『人の話を聞けない人』は、いずれ "裸の王様" になってしまうからです。
『人の話を聞けない人』というのは、
「あぁ、その話ね」
「もう知ってる」
「だいたい言いたいことわかってる」
みたいなことを言ってしまったり、顔に出してしまったりして、相手の話を途中で遮ってしまう人のことです。
こっちが全部を話す前に門前払い。
こういうのって、
「あれ?マズイこと言ったかな?」
「意味のないことをしたかな?」
と思ったりして、次から話かけづらいんです。
これが積み重なって、
"誰からも意見を言ってもらえなくなる"
"話しかけてもらえなくなる"
という状況になってしまうんです。
こうなってしまうと
もし自分が変な方向に行っていたとしても、
誰からも「大丈夫ですか?こっちにも道がありますよ」と声をかけてもらえないかもしれません。
これって、絵本の "裸の王様" と同じだと思いませんか?
"裸の王様" の物語は、
ある仕立て屋に "馬鹿者には見えない布地で作った服" と言われ、
王様はそれを着てみます。(というよりは、着ているつもりになります)
しかし、周りの大臣は、
「本当に服を着ているんだろうか?」
「あれって、裸なのでは?」と思いますが、王様に逆らえないので言うことができません。
そして結局、そのまま街へ繰り出し、"裸の王様" が誕生してしまいます。
この状況って、相当辛くないですか?
「なんで言ってくれないんだよ!」ってなりません?
でも『人の話を聞けない人』って、こういう状況になってしまうんです。
本人が知らないうちに、"裸の王様" になってるんです。
"裸の王様" に足りないのは、『なるほど』
では、人の話が聞けない裸の王様にならないためには、どうすればいいのでしょうか?
実は、聞き上手の人の口癖、ワンフレーズを会話の中に挟めばいいんです。
それは『なるほど』というワードなんです。
たったこれだけです。
これが聞き上手のスキル
この『なるほど』って使える場面が多いんです。
もうちょっと話を続けてほしい場面だと
「なるほど、そうなんだね。それで?」
と使うこともできますし、
話をまとめたい時は、
「なるほど。つまり〇〇ということだね」
と使うこともできます。
さらに年上、目上の方から意見をもらった時でも
「なるほど。さすがですね」
「なるほど。勉強になります」
と使ってもいいと思います。
使いすぎは、バカにしてる感がでるので注意。
もちろん自分と相手との考え方が違うことだってあります。
その時だって、
「なるほどぉ。そうなんですね。」と一回挟めばいいんです。
『なるほど』というワードを挟みながら相手との着地点を探ればいいんです。
と、このように『なるほど』って、汎用性が高くて、
人の話を聞くためのちょっとしたスキルなんです。
みなさんに、ぜひ口癖にしてほしいワードです。
"話を聞ける" って価値あること
そもそも『話を聞く』って意外に価値があるんです。
人って、どう頑張っても全てのことを経験することは、不可能です。
体力的にも時間的にも限りがあるので。
なので、自分が経験できなかった話を聞けるというのは、少しでもそのことについて情報を得られるので価値があります。
それに自分で経験したことでさえ、仲間の意見、立場の違う人の意見、業界の違う人の意見を聞ければ、また違った視点を得られることだってあります。
このように "話を聞ける" って意外に価値があることなんです。
それに人の話、意見を受け入れないと、考え方が拡がらす、自分の選択肢を狭めることにも繋がりますからね。
だからこそ、 「なるほど」という言葉を使って、"人の話を聞けない裸の王様" にならないようにしましょう。
あなたならきっとできます。
応援しています。
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