えむおの人生アップデートブログ

会社に居場所はありませんでした。頭の中に答えもありませんでした。だから行動するしかありませんでした。その中で得られた知識・考え方をあなたに提供し、アップデートさせます。

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【必見】ルールを守らせるために必要なことは?

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「ルールを伝える」だけでは不十分。

この世界には人々によって作られた数多くのルールが存在する。

 いきなり壮大な始まり。

 でも実は大したことない。

 

このルールというものは、もちろん守るべきモノなのですが、中にはルールを守らない人もいるわけです。

 

会社などで上司や監督する立場の人なら、少なからず身に覚えがあるのではないでしょうか?

「このルールを守れ!」と伝えいても、いざ何かが起こったときには「ルールを守っていませんでした」という言葉が出てきたりします。

そして「なぜ守らなかったんですか?」と聞いても、

「知りませんでした」

「いやぁ~。何でしょうねぇ~。」

「‥‥。(心の声:めんどくさいから)」ということもあったりします。

 

まだその場で「次回から守るように」と注意で済めばいい方です。

 

中には迷惑をかけてしまった取引先に原因追及や改善策などを報告しないといけない場合だってあります。

基本的にはルールを守らない人が悪いのですが、ルールを守らせなかった上司にも責任があるということで報告書を書かないといけないのですが、こんな報告書は誰だって気の進むものではありませんよね。

 

このような事態になってしまわないためにも、是非ともルールを守って頂きたいものです。

 元々ルールは守るべきものなのですが‥。

ということで、今回は「ルールを守らせるために必要なこと」を書いていきます。

少しでもヒントになればと思うので、お付き合いのほどよろしくお願いします。

「ルールの "存在意義" 」を伝える

先ほども書きましたが、ルールを守らせるために「ルールを伝える」という答えではどうやら不十分なようです。

 

では、どうすれば良いのでしょうか?

 

ぼく自身は『ルールの存在意義を伝えること』が最適だと思います。

もう少し詳しく言うと、『 "このルールを守らないと何が守れない?" を伝える』ということです。

 

例えばですが、

「交通ルール」は、事故などの悲劇が起きないようにするために存在しています。

つまり交通ルールを守ると、"自分や相手の身体・命を守ることができる" というわけです。

 

またみなさんの会社にも作業中のルールがあると思います。

この作業ルールを守ると、"製品の品質を守ることができる" などもあるでしょう。

 

言い換えると

身体・命を守るために、この交通ルールを守る。

製品の品質を守るために、この作業ルールをを守る。

 

決して「ルールを守ること」が目的でも本質でもありません。

「〇〇を守る。その手段がルールを守る。」

これがルールの存在意義であり、ルールを守ることの本質ですよ。

「ルールを伝える」よりも、もう一歩踏み込んでこのことを丁寧に伝える。

これこそがルールを守らせることの秘訣です。

「そういうルールですから」では話にならない

逆に言えば、ルールを施行する側、または上司は『 "なぜこのルールが存在するのか?" を説明できなければいけない』ということでもあります。

 

ですから「なぜこのルール守らないといけないのですか?」のような質問を受けると、「そういうルールですから」と答えてしまうような人は "話にならない" ということです。

「これがルールだ」と自分自身を納得させてきたのかもしれませんが、それで相手が納得してくれるわけありません。

 

それに何を守るためなのかわからないルールは、束縛してしまうだけですよね。

そりゃあ、「これくらいいいだろう」とルールを守らない人も出てきてしまうわけです。

 

そしてもう一つ、"話にならない" と言った理由があります。

それは、"ルールの撤廃・調整の議論ができないから" です。

 

束縛するだけのルールは、もちろんのこと撤廃しなければなりませんが、時代に合っていないルールも調整しなければなりません。

 

例えば、

新型コロナ時の営業訪問や会食などのルールがそれぞれの企業にもあると思います。

ですが国の方針、ワクチンの接種率などによって、ルールだって更新が必要です。

ずっと厳しいままだと、身動きがとれなくなり、業務に支障も出てきますよね。

業務と感染リスクのバランス調整の議論も、ルールの存在意義からスタートすることになります。

 

なので「そういうルールですから」と存在意義をわかっていない人とは、議論ができません。だから話にならないというわけです。

感情ではなく、ルールで止める

少し話が変わりますが、物事を止める・止めさせる場合にも"ルールの存在意義を確認する・伝えること" が有効です。

 

人間は、物事を決める際に感情がどうしても働くものです。

だから、

「理屈は分かるけど‥」

「正しいとは思うけど‥」

という言葉が出てきて行動できなかったりします。

それは感情が先に出てきて、後から理屈をつけて正当化してしまうからです。

だからこそ"ルールで止める"のです。

 

例えば、

「プロジェクトを存続させるか?撤退するか?」ですね。

ついつい関わっている人の感情が入ってしまって、決断しにくいこともあります。

 

ですが、

ルール:売上が〇〇万円以下なら撤退

存在意義:他の部門にも影響が出るため。

などのルールをきっちりと決めておくと、感情に左右されることなく、ルールで止める、またレベルの調整の議論からスタートすることができます。

 

また周りに気をつかって、やってしまう残業もありますね。

個人的に「月に〇〇時間以上残業しない」などのルールを決めてしまう。

存在意義は、「家族との時間を守るため」、「自分の健康守るため」あたりだと思います。

 

と、このようにルールの存在意義をはっきりさせておくことで、

まずその場の感情で正当化してしまうことを防ぐことができるのです。

 

ルールが存在するのは、何か大切なものを守るためのものです。

品質、信用、命。

失ってしまってからでは遅いのです。

そのためにもルールの存在意義からしっかり把握しておきましょう。

 

あなたならきっとできます。

お互いに頑張りましょう。