えむおの人生とキャリアのアップデートラボ

会社に居場所はありませんでした。頭の中に答えもありませんでした。だから行動するしかありませんでした。その中で得られた知識・考え方をあなたに提供し、アップデートさせます。

 本サイトはプロモーションが含まれています

MENU

「褒める」と「注意する」の使い分け。子育てと部下育成に共通する、自走を促す問いかけの技術

 本ページはプロモーションが含まれています

子育てや部下育成におけるフィードバックの象徴。木目調の背景と小さな黒板の前に並ぶ、青い「〇(褒める)」と赤い「×(注意する)」の札。

"褒める" 、"叱る" はどちらも正しい

「部下や後輩を育成する際、"褒める" と "叱る" のどちらが正しいと思いますか?」

こう聞かれて、すぐに答えられる人は意外と少ないかもしれません。

 

「基本は褒めて伸ばすべきだけど、甘やかしすぎるのも良くないし……」と、場面によって判断に迷う方も多いはずです。

 

子育てや部下育成において、これは避けては通れないテーマですよね。

 

巷にあるビジネス書やネット記事を見ても、

「"褒めて" 自己肯定感を高めるべきだ」 「"叱って" 社会の厳しさや規律を教えるべきだ」 など、それぞれの主張が飛び交っています。

 

こうした情報の多さが、かえって現場を困惑させている要因の一つだと私は思います。

 

では、私自身はどう考えているのか。

 

結論から言うと、"褒める" も "叱る" も、どちらも正しいと思っています。

 

なぜなら、これらは目的を達成するための「異なる手段」に過ぎないからです。

 

"褒める" というのは、相手の自信を育て、良い行動を再現させるための強力なアプローチです。

 

自分の行動が正しく評価されていると感じれば、人は自走し始めます。

 

一方で、"叱る" というのは、不適切な行動を是正し、軌道修正させるための手段です。

 

ここで大切なのは、叱ることの目的は「相手を否定すること」ではなく「行動を改善すること」にあるという点です。

 

ここを履き違えると、ただの感情的な「怒り」になってしまいます。

 

結局のところ、どちらが正しいかという問いに正解はなく、「今の状況において、どちらの手段が相手の成果に繋がるか」で判断すべきなのです。

 

その具体的な使い分けについて、私なりの視点をお伝えします。

 

要約

【今回の問題】

  • ​「褒める」か「注意する」かの明確な判断基準が曖昧なため、その時々の気分や状況に流されてしまう。

 

【具体的な解決策】

  • ​基準を「相手に良い気づきを与えるか」に置き換える。
  • ​注意する時は「目的」、褒める時は「理由」を聞くという、自走を促す問いかけの技術を実践する。

 

【今日できる一歩】

  • ​ミスが起きた時に「なぜやったの?」と責めるのをやめ、「どうしようと思っていたの?」と相手の目的をまず受け止める。

 

判断基準は、相手に「気づき」を与えられるかどうか

"褒める" と "叱る" をどう使い分けるか。

その私なりの基準は『相手に "良い気づき" を与えられるかどうか』です。

 

フィードバックをする際に、一歩立ち止まって考えてみてほしいんです。

 

「今回のやり取りを通じて、相手が自分の行動を客観視し、次に繋がる "良い気づき" を得られるのはどちらだろう?」と。

 

この視点があれば、相手や状況によって自ずと答えは出るはずです。

 

例えば、ただ闇雲に "褒める" だけでは、相手を慢心させ、現状に満足させてしまうリスクがあります。

 

これでは「気づき」には繋がりません。

 

逆に "叱る" 場合も、声を荒らげたり人格を否定したりする必要がないことが分かりますよね。

 

目的は「今の行動の何がダメだったのか」という気づきを与えることにあるからです。

 

適切なフィードバックによって「気づき」が得られれば、本人は今の自分の立ち位置や課題を理解します。

 

自分の状況が正しく把握できれば、人は自発的に行動を修正していくものです。

 

つまり、フィードバックの本質は、相手の「行動変容」を促すことにあります。

 

「褒めるのが正義」「叱るのは悪」といった二元論で考えるのではなく、「成果を出すために、相手にどう動いてほしいか」という逆算の視点を持つことが、マネジメントにおいては非常に重要です。

「手法」ではなく「本質」で判断する

私はこれまで、育成やマネジメントに関する書籍を数多く読んできました。

 

もし私が「褒めるべきか、褒めざるべきか」という手法の正解探しをしていたら、読む本を選別し、自分に都合の良い情報だけを拾っていたかもしれません。

 

しかし、私は常に「どうすれば相手に良い気づきを与え、組織として成果を出せるか」という視点で向き合ってきました。

 

一見矛盾するような下記のような著書のタイトルでもどちらも納得いきます。

 

「 "褒めて" を良い気付きを与える」か「 "褒めずに" 良い気付きを与えるか」の違いですから。

 

だからこそ、どんな主張の本を読んでも、それぞれの見解を自分なりに解釈し、現場に活かすことができたのだと感じています。

書籍の紹介

 【Amazon】評価数 923件:星 4.2

 

 【Amazon】評価数 265件:星 4.1

 

また下記のような「教えない」というのも "良い気付きを与える選択肢の一つ" となりえます。

書籍の紹介

 【Amazon】評価数 771件:星 4.4

 

 

世の中のノウハウに振り回される必要はありません。

 

目の前の相手に対して、 「今、どんな気づきを与えれば、彼はもっと活躍できるようになるだろう?」

 

そう自分に問いかけてみてください。 その視点で向き合えば、自ずと掛けるべき言葉は見えてくるはずです。

 

仕事の意味は、自分で見つけていくもの。

 

育成も同じです。

 

正解を外に求めるのではなく、目の前の相手と向き合う中で、自分なりのスタイルを築いていってください。

 

あなたなら、きっと大丈夫です。

応援しています。

 関連記事の紹介

「相手のためを思って伝えているのに、なぜか反発されてしまう……」

 

そんなもどかしさを抱えていませんか?

 

実は、あなたの語る「正しい正論」が、相手にとっては受け入れがたい「押し付け」という壁になり、大切な「気づき」を邪魔しているのかもしれません。

 

実は、あなたの語る「正しい正論」が、相手にとっては受け入れがたい「押し付け」という壁になり、大切な「気づき」を邪魔しているのかもしれません。

 

言葉を相手の心に届かせる秘訣は、自分の論理で説得することではなく、相手の頭の中にある言葉をそっと借りることにあります。

 

「注意」を単なるダメ出しで終わらせず、相手が自ら動きたくなる「納得」へと変えるための伝え方の鉄則。

 

その具体的なヒントを、こちらの記事で一度覗いてみませんか?

emuo-upd.hatenablog.jp