- 記事を読んで欲しい人
- "時間の扱い方" で、凡人と偉人に別れる。
- 『時間は何かと交換するためのチケット』
- 時間のチケットは "失う" しかない。
- "人を恨むこと" に時間を使わない。
- これからもっと差が開く。
記事を読んで欲しい人
- 時間の使い方を知りたい人
- 時間の価値を知りたい人
- 凡人から変わりたい人
"時間の扱い方" で、凡人と偉人に別れる。
今回の記事タイトルですが、実は名言の一部なんです。
だから、まずその名言を紹介します。
どうやって時間を潰すかを考えるのが凡人、どうやって時間を使うのかを考えるのが偉人。 (筆者不明)
これって、中々鋭い言葉ですよね。
この言葉で、ぼくは胸をえぐられましたが、同時に非常に "納得がいく言葉" でもありました。
しかし、"時間を使う" と言っても、中々イメージしづらくないですか?
それは、"時間が目に見えないもの" だからだと思います。
お金のように実体があれば、とってもわかりやすいのですが、こればっかりはどうしようもありません。
そして、目に見えないがゆえに無駄に使ってしまいがちになってしまいます。
なので時間の無駄遣いを回避するためには、"時間のイメージ" をもっとわかりやすいものに変えた方がいいと思うんです。
そこでぼくは、『 "時間" は何かと交換するためのチケット』と考えることにしているんですね。
「 "時間" がチケットって、どいうこと?」と思われてるかもしれないので、これからお話ししていきます。
『時間は何かと交換するためのチケット』
"お金が欲しい" と思うなら、仕事をするための "時間" が必要です。
"体を休めよう" と思っているなら、寝る "時間" が、
"知識が欲しい" と思っているのなら、勉強するための "時間" が必要となります。
"大切な人と過ごす" ためにも、"時間" が必要なんです。
ということは、
ぼくらは、何かを欲しいと思ったのなら、『 "時間" というチケットを交換しなければならない』というわけなんです。
と、考えると "時間" って物凄く価値があると思いませんか?
なので、最初に紹介した名言を言い換えてみると、
偉人たちは 、"この時間というチケットを何に使おうか?" と考えて、
凡人たちは、"このせっかくのチケットを捨ててしまっている" ということなんです。
時間のチケットは "失う" しかない。
『時間のチケット』というものは、目に見えないものなので、ついつい忘れがちになってしまうのですが、"失う" しかありません。増やすことができないんです。
実際に、お金を2倍に増やすことはできるんですけど、寿命は1.5倍にすることは絶対にできませんよね?
ということは、"一万円の無駄遣い" よりも "一時間の無駄遣いをやめる" ほうが価値があるんです。
だからこそ、大事なのは "時間を何と交換しないのか" を決めてしまうことなんです。
ちょっと話が逸れてしてしまいますが、
偉人や結果を出している人たちは、必ず "何をやらないか" をまず決めています。
成功する方法は、いろんな条件が重なるので確実とは言えませんが、失敗する方法は確実にあるので、"そこをまず避ける" という風に考えるわけです。
この考えを "時間" についても当てはめるんです。
"時間を何と交換しないのか" を決めると、確実に "時間の確保" ができます。
まず時間が確保されていないと、何もできないですからね。
では、"時間を何と交換しない方がいいのか" を次からお話ししていきます。
"人を恨むこと" に時間を使わない。
「何に時間を使わないか?」は、様々なアドバイスがありますね。
例えば、
「芸能人の不倫などのニュースを見ない」
「飲み会に行かない」
などですね。
ぼくは、その中でも "人を恨むこと" に時間を使わないことが結構重要だと思うんです。
生きていく中で確かに悔しい思いをする出来事もあります。
でも復讐の目的は、"憂さ晴らし" でしかないんです。
だから復讐に時間を使っても、"自分が満たされるだけ" で、人生は何も進んでいません。それに復讐をしたところで、またやり返されることだってあります。
こうなってしまったら、負のループを繰り返しているだけになってしまって、本当にもったいないことだと思うんです。
それでも悔しい気持ちが出てくることもあります。
その時に、ぼく自身が胸に刻んでいる言葉があります。
それは村上春樹さんの名言です。
腹が立ったら自分にあたれ。悔しかったら自分を磨け。
村上春樹
本当にこの通りだと思います。
他人の言動はコントロールできないんです。
そのコントロールできないものに時間を奪われるよりは、自分を磨くことに時間を使った方がいいと思いませんか?
厳しいことを言いますが、そういう状況になったのも自分の実力不足だと思います。
だからこそ "他人への憂さ晴らしの時間に使う" よりも、"自分を磨くことに時間を使う" 方が、価値があると思います。
これからもっと差が開く。
2020年あたりから仕事環境がガラッと変わったと思いませんか?
テレワークなどの働き方の変化。
有給休暇取得の推進。
IT技術による効率化。
などなど。
今までよりも、効率的に仕事をこなしやすくなっていて、逆に言えば "自由な時間が増えている" とも言えます。
ですが、自由な時間が増えるということは、メリットばかりではないと思うんです。
なぜそう思うのかというと、
"上手に時間のチケットを使える人とそうでない人の差が、より一層開くこと" になるからです。
つまり "何と時間を交換するのかを考え抜いた人こそが、結果が出やすくなる" という世界になると思うんです。
ですが、
『今、自由な時間が増えつつある状況の中で、何と交換するかを見つめ直す良いチャンス』であるとも捉えられます。
だから、「どうやって時間を潰そうか?」じゃなくて、
「何と交換しようか?」を考える機会にしましょう。
「気が付いたら、いつの間にか時間が経っていた」
「今日、何をしたっけ?」
というのは、非常にもったいないことですよ。
時間のチケットは、自分が思っている以上に価値がありますから。