記事を読んで欲しい人
- 夢が見つからないという人
- 夢って「ある職業」になることだと思っている人
「 "夢" ってありますか?」
このような質問を聞かれて困ることってないでしょうか?
もしくは『ない』と答えてしまう人も多いと思います。
それって『夢=職業』って考えてませんか?
このように考えてしまうと、選択肢が限られてきてしまうので、答えることに困ってしまうと思うんです。
ぼくは、「夢ってありますか?」という質問に困ることはありません。
それは、ぼくの考える夢の定義が少し違っているからかもしれません。
その定義は、"将来の夢=自分がどういう状態になっていたいか?" ということです。
例えばですけど
- お金持ちになりたい
- 自由な時間が欲しい
- 有名になりたい
- 才能を活かしたい
- 家族の手助けをしたい
こういう状態になっていたいと思いませんか?
だったらこれが立派な "夢" なんです。
「どの職業になりたいか?」を『夢』と捉えてしまうから出てこないんです。
ということで、今回は、夢・目標に対しての考え方についてのお話しです。
誰もが通ってきた道だと思いますが、少し考え方を変えるだけで、楽になるかもしれません。その考え方を少しづつ解説していきますので、お付き合いの方、よろしくお願いします。
"職業" や "才能" は、手段です。
まずここで "職業" や "才能" について整理したいと思います。
ぼくは「職業」や「才能」は『夢』を叶えるための手段の一つでしかないと思っています。
例えば「弁護士になって年収1000万ぐらいになりたい」と思っていたとします。ですが、なかなかの厳しい道だということを知ったとします。
この時考えるべきことは、
『自分がなりたい状態は、"弁護士"になっていることなのか、"年収1000万円" になっていることなのか』
ということです。
ここの因数分解が非常に大事です。
もし前者なら「弁護士」を続けて、年収は諦めるか、別の収入源をふやすことを考える必要があります。
もし後者ならそもそも「弁護士」じゃなくていいということですね。
だったら「投資」でも「起業」でも「副業」でも他の手段を考えればいいんです。
もちろん「弁護士」「年収1000万」を両方とも満たすことを『夢』と再設定しても、さらに努力することも素晴らしいことです。
「 "職業" を基準にするか」、「"どういう状態になっているか" を基準にするか」でここまでやるべきことが変わってくるんです。
「才能」についても同じです。
お金持ちなりたい人が ”とある才能” があっても、社会のニーズ、またはマネタイズできる方法がなければ、”才能” と ”お金持ちになりたい” という欲求が一致しないので、才能を諦める方向を考える必要があります。
しかし『 ”その才能” で生活していける状態』を目指すのなら立派な夢です。
スポーツ選手などがそうですね。
トップ選手じゃなくても、年棒が低くても「そのスポーツをしている自分が好き」であれば夢を叶えてる状態であり、誇らしいことですよね。
ここで大事なことは、何も考えずに「自分はこの道を進むしかない」と思い込むこんでは、いけないということです。
『どういう状態になっていることが幸せなのか?』を考えよう。
ぼくは、『まず自分がどういう状態になっていることが幸せなのか?』を考えることが、めちゃくちゃ大事なことだと思っています。
これを考えておけば、とりあえず自分の人生の方向を間違うことはありません。
だから圧倒的に動きやすいです。
それに『どういう状態になっていることが幸せなのか?』は、「経験の積み重ね」や
「年齢・人生のステージ」と、共に変わっていきます。
サッカー選手が引退して、コーチになったり、世界各国の子供たちとサッカーをプレイしたりするのも、『自分がそういうな状態になっていることが幸せ』だからなんですよね。
だから、どんな年齢になっても夢はもてるんです。その度に夢を叶えるための手段を考えていけば良いのです。
ぼくは「いろんな本を好きなだけ買える」というのが『夢』なんです。
今、その手段を模索中です。
あなたも「自分がどういう状態になっていたいか?」を考えて、動き出していきませんか?そうすれば、少しづつ道が見えてくるかもしれません。