読んで欲しい人
- 無能・苦手な上司に悩んでいる人
- 年上、年下など年齢にこだわってしまう人
- "経験を積むこと" の大切さを知りたい人
年齢とともに "レベルアップする" わけじゃない。
誰でも誕生日を迎えるたびに一歳ずつ年齢を重ねていきます。
ですが、決して本人が "レベルアップ" しているわけではないんです。
急に始まって、すいません。
なぜこんなことを思ったのかというと、
ぼくは、"年齢が上がるたびに自分がレベルアップしているように勘違いしている人" がいるように思えるからなんです。
みなさんの周りにもいませんか?
年下に対してだけ、威圧的な態度であったり、負の感情をぶつけてきたりする人。
それが、ぼくの以前の上司だったんです。
こういう人たちは、"年齢が上がるたびに自分がレベルアップしているように勘違いしている人" だと思うんです。
「この年齢になったからそろそろ課長に」
「課長をぼちぼちやったから部長に」
という『年功序列』というシステムの弊害かも知れません。
しかし、もう今では『年功序列』は通用しません。
「勤続年数が長いから」
「あと何年ぐらい耐えていたら」は、もう正解ではありません。
こんなことを考えていたら、悲惨なことになります。
だって年齢は、"人生のプレイ時間" でしかないから。
そして、年功序列システムが終了した時代に通用するのは、『経験』です。
つまり『経験 > 年齢』です。
ぼくは、このことを以前の上司との理不尽なやりとりの中で学びました。
この "経験を積むことの大切さ" を今回、まとめました。きっと、あなたの役に立つと思いますので、お付き合いのほどよろしくお願いします。
年齢にこだわると、いずれ席がなくなる
『年齢にこだわると、いずれ自分の席がなくなります』
これは本当です。しかも、だいぶ年齢を重ねてから気づくことになります。
その時にはもう手遅れなんです。
ぼくの以前の上司は、この状況に当てはまり、"降格" となり、さらに "部署異動" となってしまったんです。
時代の変化とともに、組織の変革も必ずあります。
時代の変化に対応できるのは、年齢ではなく、"これまで積みあげてきた経験" です。
なので、自分の席を守りたかったら、経験を積み上げるしかないんです。
そして席に座るためには、そこに座るだけの "納得感" を周囲に与えるしかありません。
その "納得感" のもとになるのは、その人が "積みあげてきた経験" です。
つまりぼくの上司は、その経験が足りなかったんです。
その上司がやっていた仕事といえば、ぼくが現場から数字を集め、まとめ、その上司が机の上で確認するだけ。
これでは、経験が積みがるわけありませんよね。
「お前の頭は、帽子を被るためだけにあるんか?頭使えよ!」と言われたこともある。
でもその時、上司のPC画面には「ソリティア」が映ってた。
それに周囲からも「あいつに話を言った方が早くない?」とぼくに直接、仕事も舞い込んで来るようになりました。
そういう状況になったので、組織変革の際にぼくの上司は、席を失ってしまったんです。
言葉の重み = "これまでの経験"
話の内容に "言葉の重み" や "説得力" を感じられる方がみなさんの周りにもいらっしゃると思います。
では、その "言葉の重み" や "説得力" は、一体どこから来るのでしょうか?
それも "これまでの経験の積み重ね" です。
間違っても "年齢" ではありません。
"経験を積む" ということは、もちろんやること、悩むことも多くなります。その分、苦労も増えます。
ですが、"経験を積む" と、苦労した分も含めて "自分視点" で話をすることができます。これが、"言葉の重み" や "説得力" の正体なんです。
一方、経験を積んでいなければ、"誰かの聞いた話を伝えるだけ" となってしまいます。
なので、表面上で言葉を真似することしかできないので、"説得力" が生まれないんです。
なので、年齢を重ねるだけでは、"説得力が得られないこと" を知っておかないといけませんね。
人に語れるのは『経験 > 年齢』
これからは、"今まで以上に『経験 > 年齢』が顕著になる時代" だと、意識しないといけないと思います。
最初の方にも書きましたが、
「この年齢になったからそろそろ課長に」
「課長をぼちぼちやったから部長に」
などという時代は、終わっています。
そして転職や副業が当たり前になりつつ時代において、評価されるのは『これまでの経験』です。こんな時代でどんどん立場が悪くなっていくのは、"年齢しか積み重ねていない人たち" です。
時代の流れなので仕方のないことです。
その方が日本経済にとっては、個人的には良いと思っています。
そんなぼく自身ですが、自ら部署移動希望を出して新たな経験を積んだこともありますし、家族と離れて他社に出向をして共同開発をしたこともあります。
全ては「あなたは、その年齢になるまで、何をしてきましたか?」の質問を答えられるようにです。
そして、
『経験を積んでいる人』は、頼りになる、学べるところがあるので、 "いつまでもいて欲しい" と思われます。
ですが『年齢だけ積み重ねてるだけの威張っている人』は、"いなくなって欲しい" としか思われません。
こうなってしまわないように苦しいこともありますが、お互いに経験を積んでいきましょう。頑張りましょうね。