えむおの人生アップデートブログ

会社に居場所はありませんでした。頭の中に答えもありませんでした。だから行動するしかありませんでした。その中で得られた知識・考え方をあなたに提供し、アップデートさせます。

 本サイトはプロモーションが含まれています

MENU

【老害にならない秘訣】過去の経験は "情報" として渡すこと

 本ページはプロモーションが含まれています

読んで欲しい人

  • 部下/メンバーをマネジメントする立場にいる人
  • 部下/メンバーの育成のヒントが欲しい人
  • 会社で老害になりたくない人
  • 上司に老害上司がいる人

老害化する上司

「俺が若い頃は、誰も教えてくれなかった」

「俺が若い頃は、もっとテキパキ動いて捌いていた」

と、このように話をする上司、あなたの周りにいませんか?

 

聞かされる側からすると、あまり気持ちよく聞きくことはできませんよね。

このようなタイプの上司は、いわゆる "老害上司" と呼ばれます。

 

なぜ老害上司が生まれてしまうのか。

 "年齢" が原因でしょうか?

 

いいえ、違います。

老害ではない上司も、もちろんいらっしゃるわけですから。

 

 

『「俺が若い頃は‥」という言葉をつけなければいい』

というのも考えとしてはあるのですが、

今回は、もう少し解像度の高い考えを紹介したいと思いますので、

お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

原因は "経験の渡し方"

先ほども書いておりますが、

老害となるのは年齢ではありません。

 

ぼくは、"過去の経験の渡し方" が原因だと思っています。

 老害になりたくない人、ここからが大事です

 

 

『過去の経験を "武勇伝" として渡すのではなく、"情報" として渡すこと』

 

これを忘れなれば、老害にならないはずです。

 

上司の立場となっている方は、もちろんこれまでの苦労もあったことでしょう。

「その苦労を少しでも知って欲しい」という気持ちもわかります。

 

ですが、部下やメンバーにとって有益となるのは、武勇伝ではないのです。

 

有益なのは、

「俺が若い頃は、誰も教えてくれなかった」という武勇伝ではなく、

『どのように習得していったか』という情報です。

 

「俺が若い頃は、もっとテキパキ動いて捌いていた」という武勇伝はなく、

『どのようにすればテキパキと動けるのか』という情報です。

 

この情報こそ、部下やメンバーがまだ経験できいないことで、

上司の方しか知り得ていない貴重な情報なんです。

 

少し厳しい表現になるかもしれませんが、

自分(上司)が若い頃に手こずったことを今の部下やメンバーが同じ経験をしているなら、"職場として成長していない" ともいえます。

 

そのような状況を変えるためにも

貴重な情報をせっかくなら部下やメンバーにいい形で渡した方が良くありませんか?

 

本当に単純ですが、渡し方の違いだけですよ。

老害上司への対応は?

現在進行形で老害上司の元に所属している人もいることでしょう。

では、そのような状況下にいる人はどうすれば良いのでしょうか?

 

残念ながら、聞き入れる側(部下・メンバー)が対応するしかありません。

なんといっても老害上司の口を閉じることなどできませんから。

老害上司の口は、勝手に動き出して武勇伝を語ります。

コントロールなどできません。

さらに経験の渡し方を今後アップデートしてくれる保証もありません。

 

 

では、どのように聞き入れる側が対応するのか。

それは "情報としての部分だけ聞き入れる" ということです。

 

つまり、"聞き入れる側の頭の中に武勇伝は通さず、情報だけ通すフィルターが必要である" ということです。

 

なんか面倒くさそうに思いますよね。

 

でもここで一旦、考えてみてください。

上司の経験というのも貴重な情報であることは間違いありません。

『その情報を手にいれるチャンスかもしれない』と思えば、やってみる価値はあると思います。

 

 

ですが、精神的なカロリーを消費する行為であることは間違いありません。

良いリターンが得られるとも限りませんしね。

「ある程度、老害上司と距離をあける」というのも精神的に良い対応だと思います。

 

頭の中にフィルターをつけるというのは、数ある対応の中の一つだと思ってくださいね。

 

ご利用する場合は、計画的に。

 

なんといっても自分自身が何よりも大切ですから。

 

そして過去の経験を情報として渡せる人が増えることを願っております。