えむおの人生アップデートブログ

会社に居場所はありませんでした。頭の中に答えもありませんでした。だから行動するしかありませんでした。その中で得られた知識・考え方をあなたに提供し、アップデートさせます。

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【使ってはいけない】「今まで、これでやってきたから‥」という言葉は、ただの "呪文" です【むしろ悪影響】

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記事を読んで欲しい人

  • 「今ままで、これでやってきたから‥」という言葉を使われたことがある人
  • この言葉を使ってしまったことがある人
  • ”なぜ悪影響なのか?” を知りたい人

「今ままで、これでやってきたから‥」は、呪文。

新しい仕事に取り組んだ時など、

「なんで、これをやるんだろう?」

と、ふと疑問に思ったりしたことがありませんか?

 

そこで上司にそのことを質問してみると 

「今まで、これでやってきたから‥」

「これがルールだから‥」

などの言葉が返ってくることがあります。

 

こういう言葉を使う側にとっては、

説明いらずの非常に楽な言葉なので

ついつい使ってしまう機会も多いと思います。

 

そして、その言葉を聞いた側も、

「これで、ずっとやってきたのか‥」

「これがルールだから、仕方ないか‥」

と、ついつい納得感も湧いてきます。

 

ですが、実はこれらの言葉は "悪影響" なんです。

 

なぜ、悪影響となるのか?

 

それは、"思考停止してしまっている言葉" だからです。

 

どうして思考停止している言葉なのか?

それをこれから説明していきます。

「これでやってきたから」は、ただの過去の延長。

「今まで、これでやってきたから‥」

「これがルールだから‥」

これらの言葉は、"何も考えずに過去の基準を延長している" だけです。

 

ここで考えないといけないのは、

「今の時代に合っているのか?」

「本当に必要なのか?」

ということです。

 

ここを考えないから、無駄なことをしてしまったり、

効率を落としてしまうことになるんです。

しかも、そのことに気づいていない。

 

さらに

「これまでやってきたから‥」

「ルールだから‥」

 と言い切ってしまうということは、

”新しいことは考えなくていい” ということになってしまいます。

そうすると、新しい方法やアイデアも生まれず、効率化も進むわけがありません。

 

ここまで否定的な話をしてきましたが、

もちろん「これまでやってきたこと」や「ルール」の中にも、

本当に大事なこともあります。

 

そこを見極めるには、"考えるべきポイント" があります。

本当に考えるべきことは、"なぜ、そのルールができたか?" ということ。

 本当に大切なのは、

"なぜ、それをやる必要があるのか?"

"なぜ、そのルールができたのか?"

という "そもそも" に立ち返ることです。

 『そもそもに立ち返る』 っていろんな場面でも使えます。

 「意見が平行線になった時」や「アイデアが煮詰まった時」など。

 

"そもそも" に立ち返えらないから、「何を求められているか?」がわからない。

つまり、"目的を知らない" ということになります。

やがて、目的を知らない人達ばかり増えてしまうと、だんだんと組織は発展する力を失っていきます。

 ぼく自身も、そういう組織を見てきました。

 

だから、"そもそも" に立ち返っていない

「今まで、これでやってきたから‥」

「これが、ルールだから‥」

という言葉は、悪影響となってしまうんです。

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ここで "リーダー" や "上司" がやるべきことは‥?

では、ここでリーダーや上司がやるべきことは、何でしょうか?

 

それは、"やるべき苦労" と "やらなくていい苦労" を分けることです。 

 

確かにリーダーや上司の方も新人の頃に、"やってきたこと"、"通ってきた道" だと思います。

しかし、ここで考えないといけないのは、

「自分が通ってきた道だが、果たして後輩が通るべき道なのだろうか?」

「もっと効率的な道があるのではないだろうか?」

ということです。

 

昭和〜平成初期の部活動で行われていた「うさぎ跳び」や「水を飲むと弱くなる」などの常識も、今となっては非常識です。

 

これと同じように、自分たちが普段行っている仕事の中でもあると思います。

 

例えば、一日の仕事内容を監視するためかも知れませんが、

日報を書かせたりするところもあるようです。

 

果たして、これは意味があることなんでしょうか?

作業として書いた日報を振り返っても、「何をやったか?」ぐらいしかわかりません。

それに "日報を書くために何かをやる" といった本末転倒なことも起きるかも知れません。

日報を書くということの本質は、

「なぜ、やったか?」

「何を学んだか?」

「次にどう活かすか?」

ということです。

そこを指導した上で、取り組ませるなら意味はあると思います。

 他にも『ガチガチに固定されたフォーマットの報告書』もですね。

 

本当にやらないといけないのは、

『苦労させることではなくて、"前に進めること"』です。

これを忘れないようにしましょう。

人は "住めば都" になってしまう。

ここまで色々と説明してきましたが、

あなたの周りも、呪文で縛られているようなことはでしょうか?

"住めば都" という言葉があるんですが、人は良くも悪くも慣れてしまうんです。

今回のような呪文の場合でも、人はいつの間にか受け入れてしまうんです。

 人間の適応能力の怖いところ。

 

だからこの呪文に負けないように、『"そもそも" に立ち返ること』を頭の片隅に置いておいてくださいね。

 

頑張ってください。

応援しています。