えむおの人生アップデートブログ

会社に居場所はありませんでした。頭の中に答えもありませんでした。だから行動するしかありませんでした。その中で得られた知識・考え方をあなたに提供し、アップデートさせます。

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【相談のコツ】相談は "相手のこころの整理" を手伝ってあげること

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記事を読んで欲しい人

  • 相談に乗ることが苦手な人
  • 相談のコツを知りたい人
  • アドバイスの参考を知りたい人

*今回のお話は、プライベートの相談事についてです。

相談に乗るのは、得意ですか?

あなたは相談に乗ることが得意でしょうか?

正解がないが故に「どう答えていいのか‥」と言葉に詰まってしまう方もいらっしゃると思います。

今回は、相談に乗る時の心構えから、受け答えのアドバイスまで、ぼくなりの考えをまとめてみました。今後の相談に乗った時の参考になればと思いますので、お付き合いの方、よろしくお願いします。

主人公は  "相談者" の方。

『相談の場面』って、相談事を持ってきた方が、アドバイスをもらうので、"相談者が下で、相談を受ける方が上" みたいなイメージありません??

昔のぼくは、こういうイメージがあったんです。

 

でも実際は、違うんです。

実は、主人公は "相談者" の方です。

苦しんでいるのは、"悩んでいる本人" なんですから。

相談を受けた人ができるのは、その人が "前を向けるきっかけ" を作ってあげることです。あくまでも 相談される方は "お手伝いさん" です。

まずここの部分を勘違いしないようにしないといけません。

だから上から目線で「そんなしょうもないことで‥」と言ってしまうのは、NGです。

"こころの整理を手伝う" という気持ちで

次に忘れてはいけないのは、『本人だって悩みたくて悩んでいるわけじゃない』ということです。

 

「何でそんな考えなの?」と言われても、本人だって好き好んで苦しんでいるわけじゃない。”楽に生きたい” と思っています。 
でも、ぐちゃぐちゃになって「自分でもどうしたらいいか?」が分からなくなっている状態なんです。

 ぼくも上司ですごく悩みましたから‥。

 

だから、まず相談してきたことに対しての ”勇気" を分かってあげましょう。

自分の弱い部分をさらけ出してきているわけですから。

 

そして相手の話を遮らず、全てを吐き出せてあげてください。

とりあえず吐き出さないと苦しいものなんです。

 

そして吐き出せるタイミングやその場の雰囲気、勢いもありますから、それを否定せず、全てを受けとめてあげてください。

とりあえず聞くだけでいいんです。

同意する必要はなくて、「そうなんだね」と聞き入れるだけで十分です。

 

そうすれば、受け入れられたと思うので「安心」します。

この ”安心させる” という行為が、こころの整理のファーストステップです。

安心すると、心が落ち着いているので客観的に意見を聞けるようになるんです。

全て吐き出すと、やっと "心にスペースが空きます" から。

相手の気持ち・感情を復唱してあげる

次にやった方がいいのは『相手の気持ち・感情を復唱してあげること』です。

「どういう状況だったか?」という背景も含めて話をできればベストですね。

"今までの話の要約をする" というイメージです。

 

悩んでいる人は、状況と気持ちを復唱されると、"意外と客観的に捉えれるようになる" もんなんです。

自分のことなんですけど、他人の口から改めて聞くと、自分の印象と違って聞こえることもあるんです。

 

このように客観的に整理された話を聞くと、こころの整理もされやすくなります。

 

そうすれば "次の行動へ意識が向きやすくなる" はずです。

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『行動』ではなく、『目的』に注目を。

相談事には、やはりアドバイスがあった方がいいですよね。

ここで大切なことは、『行動』ではなくて『目的』に注目するということです。

「なぜそんな考え方なの?」

「なぜそんなことをするの?」

『行動』 を問い詰めてしまうと、何も言えなくなるんです。

そこが "悩んでしまう元凶" なのですから。


当たり前ですけど、当時はそれが良いと思ったから行動したわけですから。

何を言ったとしても、すべて "言い訳" みたいに聞こえてしまうんです。

それは悩んでいる本人もわかっていることなので、結果的にさらに苦しい状況へと追い込んでしまうことになります。

 

だからそうなってしまわないように

「どうしようと思ってたの?」と『目的』の方に注目をするんです。

 

悩んでいる本人だって決して状況を悪くしようと思っていません。

結果として "悪くなってしまっただけ" なんです。

 

『目的』の方に注目すれば
「ならこういう方法もあるよ」

「こういう風に考えてみたら?」

「自分だったら‥」

というような "相手の選択肢を増やしてあげれる" ようなアドバイスを送ることができます。

悩むのは、"選択肢がわからなくなる" から

悩んでいる人は、自分の視野が狭くなってしまいるんです。

視野が狭くなっているから、他の選択肢に気付かない。

だからこそ、
「もっと他にもあるんだよ」

と、選択肢を提供してあげるのがいいと思います。

"選択肢がある" ということは "希望もある" ということですから。

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自分自身にもアドバイスを

 自分自身だって悩むことだってあると思うのですが、

その時は ”自分自身にアドバイスを送ってあげる” ということしてみてほしいのです。 

「”自分自身にもアドバイスを送る” ってどういうこと?」

と思うかもしれません。

 

それは

『”もし同じ悩みを持つ友人がいたら、自分はどういうアドバイスを送るか?”と考えてみて下さい。そして"その答えを自分にアドバイスをしてあげる" ということ』です。

 

"友人の悩み"なら、いろいろとアドバイスを送れるんですけど、
"自分自身の悩み"だと、「どうにもならない」と思ってしまう。
このように、なぜか捻じれていることも多々あるのです。

 

このように考えると、客観的に捉えることができ、選択肢を増やすことができるのでオススメです。

あなたは、"信用" されていますよ。

相談されてもなかなかいいアドバイスを思いつかないことだって、もちろんあります。

それは仕方のないことです。

だって相談事は、「100人いたら100通りの向き合い方」がありますし、「0か100」「白か黒」のようなキッチリしたものではなく、グラデーションのようになって悩んでいるわけです。

 

ですから、"当人が辿ってきた道を一緒に振り返る" だけでも充分だと思います。

 

先ほど悩んでいる人は、選択肢が見えなくなっていると言いましたよね?

ですけど、『 ”あなたに話を聞いてもらう” という選択肢は選んでいる』、

つまり、”それだけあなたは信頼されている” ということです。

"自分の満足感" よりも "相手の納得感"

そして最後に大切なことを言います。

それは『 ”自分の満足感" よりも "相手の納得感" が最優先』だということです。

最初の方にも言いましたが、相談事の主人公は "相談者" なのですから。

これさえ忘れなければ、きっとあなたは良い相談相手になれると思います。

そしてあなたにしか助けられない人もいます。

その人の心を少しでも楽にしてあげてくださいね。