読んで欲しい人
- 失敗を怖がってしまう人
- 失敗しても落ち込まない考え方、メンタルを知りたい人
- 『絶対悲観主義』を知りたい人
『絶対悲観主義』は、自分を楽にする考え
『絶対悲観主義』という言葉を知っていますか?
ぼくは『絶対悲観主義(講談社+α新書)作者:楠木 建 』という本を読んで知りました。
書跡紹介
【Amazonでの評価】星5つ中の4.1 540件のグローバル評価
『絶対悲観主義』という言葉だけみると、ネガティブなように感じませんか?
絶望している、悲観しているようなイメージを受けませんか?
表紙にも「心配するな、きっとうまくいかないから」とも書いてありますし‥。
ですが、この『絶対悲観主義』、決して世の中に絶望して、悲観するという考え方ではありません。むしろ絶望しないため、"失敗を恐れないための考え方"です。
この考え方を知ると、"メンタルが楽になる人" もいると思います。
ぼくは、この考え方を採用する・しないにしても、みなさんにぜひ知っておいて欲しい考え方です。今回は、ほんの少しですが『絶対悲観主義』の紹介をしたいと思いますので、お付き合いのほどよろしくお願いします。
自分の思い通りにうまくいくことなど、この世には一つもない
まず絶対悲観主義の前提をお知らせしたいと思います。
それは、「自分の思い通りにうまくいくことなど、この世には一つもない」です。
「やっぱりネガティブじゃねーか!」と思うかも知れませんが、
ちょっと待ってください!
このように考えるのは、実は "狙い" があるのです。
その狙いとは、"うまくいかないことが当たり前、うまいくことの方が異常と考えることで、失敗による挫折感をなくす" ということです。
実は、「挫折」を感じてしまうのは「うまくやらなきゃ」「成功しなければならない」という思いこみに囚われすぎていてるからなんです。
だから、少しでもうまくいかないことがあれば「困難・逆境」という状況になってしまいます。
また今度は、その困難・逆境から "立ち直るための力" が必要になります。
そして、この立ち直るための力をまたどこかで身に付けなければいけませんし、
また立ち直る力を身に付けたとしても、次の挫折を経験した時には役立つかどうか分かりません。
これは、もうある意味、"悪循環" と言える著者は語っています。
だからこそ、うまくいかないことを前提とした『絶対悲観主義』なのです。
ぼく達は忘れている
「失敗から学べることもたくさんある」と頭でわかっているのに、
「失敗する経験も大事」と口にしているのに、
何かに挑戦する時には、このことを忘れてしまって、「失敗すること」を怖がってしまっている。
そんな時こそ、
「うまくいかないことは当たり前。うまくいったら万々歳。だからやってみよう。話はそれから」という『絶対悲観主義』の考え方です。
このようにある意味、"気軽に構える" というのは重要なことだと思います。
実は、あの発明王のエジソンも
成功できる人っていうのは、「思い通りに行かない事が起きるのは当たり前」という前提をもって挑戦している。 エジソン
という名言を残しています。
まさしく『絶対悲観主義』の考え方ですよね。
この "気軽な構え方" こそ、ピンチをチャンスに変える秘訣なのかも知れません。
と、このように『絶対悲観主義』という本には、
「なるほど。そういう考え方はしたことがなかった」という気づきもあり、
『物事の捉え方次第で人生は好転する』、そう感じさせてくれる1冊でした。
もし興味があれば、ぜひ手に取っていただきたい本です。
今日は、きっとあなたのこれから人生の視野を拡げる力になると思い、
『絶対悲観主義(講談社+α新書)作者:楠木 建 』を紹介させていただきました。