読んで欲しい人
- 自分一人では出せない力があることを知りたい人
- 仲間・大切な人がいることの大切さを知りたい人
自分一人では出せない力がある
「仲間がいる、大切な人がいる、家族がいる。だからこそ出せる力がある」
いかにも少年マンガに出てきそうなセリフです。
みなさんは、その力を信じますか?
ぼくは『この力は確実に存在する』と思ってます。
これは決して霊感的なモノではなく、ぼくの人生を振り返って思うことなんですね。
決してぼくだけがこの力を感じているわけではないと思うんです。
ぼくの言いたいことが、まさしくアフリカのことわざになっていますから。
早く行きたければ一人でいけ。遠くに行きたければ、みんなでいけ。
アフリカのことわざ
実は、この遠くへ行く力こそが "仲間・大切な人がいると引き出される力" です。
この力の正体について今回は、ぼくなりに解説していきますので、よろしくお願いします。きっとあなたの役に立ちます。
力の正体は "粘り強さ"
先ほど例に出したアフリカのことわざですが、
「目的地に早く着こうと思うのなら、一人で行くべき」
確かにこの通りです。
ですが、一方で「一人で行ける場所なんて、たかが知れている」というのも事実ではないでしょうか。
極端な例かも知れませんが、「高尾山なら単独で登山することもできますが、エベレストに登山する為には仲間(シェルパなど)の力が必要」だといった感じですね。
そして、大事なのはことわざの後半。
『遠くに行きたければ、みんなで行け』
これです。
ここで考えてみてください。
もし遠くに行こうとすれば、その過程で辛いこともあるでしょう。
その時に一人だったら「諦めて、やっぱり帰ろうかな」という気持ちが出てきそうじゃありませんか?
一人だったらとっくに諦めていませんか?
だから "みんな" なのです。"みんな" で行くんです。
みんながいると "粘り強さ" が出るのです。
ぼく達の身近な話でいうと、『仕事』が思い浮かぶのではないでしょうか?
どんな人でも仕事で辛い時はあるものです。
理不尽なことだって経験します。
ぼく自身も、
「何でこんな言い方されなきゃいけないんだ?」
「これ以上、やってられるか」って投げ出したくなる仕事もありました。
ですが、そこで思い出すのは家族の顔です。
「ぼくが、ここで投げ出したら家族に巡り巡ってシワ寄せがいくんだな」と思うと、頑張れるんです。「あともう少しだけ」と粘れるんです。
この「あともう少しだけ」こそが、"仲間・大切な人がいるからこそ、引き出される力" です。
本当にアフリカのことわざの通り、
『早く行きたければ一人でいけ。遠くに行きたければ、みんなでいけ。』
です。
最後には "感謝" が出る
人間って、一人だと諦めてしまいやすい生き物です。
ですが、"誰かのため" なら力が出せる生き物でもあるんです。
「あの人が自分を応援してくれているから、その気持ちに応えたい」
「あの人が自分を救ってくれたから、今度は自分が救ってあげたい」
「あの人のがっかりした顔を見たくない」
という気持ちが湧くことだってありますよね。
また「みんながいる、仲間がいる、家族がいる」ということは、もちろん守らなきゃいけません。なので、それなりの苦労も増えるでしょう。
ですが、先ほど粘り強さの話もそうですが、その苦労以上のものが得られるのも確かです。
その仲間がいることの大切さを元プロ野球選手の衣笠祥雄が語ってくれています。
人間、自分ひとりでできることには限界がある。だけど、人と力を合わせると、不思議なことに不可能も可能に、夢も現実になっていく。だから、出会う人を大切にするんだよ
元プロ野球選手 衣笠祥雄
また大きなことをやり遂げる人程、
「自分一人では成し得なかった」
「いい仲間との出会いのおかげ」
「この気持ちを仲間に伝えたい」
と、仲間の存在・感謝を忘れないものです。
今回、紹介した "一人では引き出せない力" 。
この力があることを知っていれば、
きっとあなたは自分が思っている以上に遠くへ行けるはずです。
そして同時に大切な人への感謝を忘れずに。
あなたならきっと大丈夫です。
応援しています。