えむおの人生アップデートブログ

会社に居場所はありませんでした。頭の中に答えもありませんでした。だから行動するしかありませんでした。その中で得られた知識・考え方をあなたに提供し、アップデートさせます。

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【名言だらけ】『ぼく モグラ キツネ 馬』は大人にこそ響く絵本

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読んで欲しい人

  • 落ち込んでいる人
  • 優しい気分になりたい人
  • 当たり前のことを思い出したい人

多くの人の心を動かすベストセラー絵本

あなたは『ぼく モグラ キツネ 馬』という絵本を知っているでしょうか?

  • 2020年、イギリスで一番売れた本
  • 英サンデータイムズベストセラー1位
  • 英アマゾン総合1位
  • 米ニューヨークタイムズベストセラー 1位
  • 米大手書店のベストブック賞

などの数多くの記録を打ち立てているんです。

書籍紹介

 【Amazonでの評価】星5つ中の4.3  1475件のグローバル評価

また翻訳され、日本に上陸した際も

 ・うっかりと読み聞かせすると、途中から出てくるのは言葉ではなく、涙です。

-ブレイディみかこ-    

    

 ・読む度にこわばった心がほぐれていきます。ずっとそばにいてほしい作品です。

-Official髭男dism 藤原聡-    

など著名人も多くのコメントを寄せています。

 

ここまでくると、ただの人気作品というわけではないことがわかりますよね。

 

ではなぜ、この絵本がこれほどの功績を残しているのでしょうか?

それは、ただ子供の読み聞かせの絵本ではなくて、"多くの大人の心にも響く絵本" だからです。

 

私も心に響いた一人です。

少年とモグラ、キツネ、馬との冒険を通して、心の交流を描いている絵本で、シンプルな文字とイラストなのですが、"なぜこんなにも心が満たされるのでしょうか"。

 子供と動物のセリフなので素直に心に入ってくる。

ぼく自身も子供のために買った本ですが、大人のぼくの方が付箋を貼ってしまっているほどでした。

 

今回は、この『ぼく モグラ キツネ 馬』の一部を紹介していきます。

きっとあなたの心にも感じるものがあるはずです。

"いちばんのやさしさ" とは?

あなたは "いちばんのやさしさ" は何だと思いますか?

中々、言葉が浮かびませんよね?

 

ですが、この絵本の中でモグラ君が主人公のぼくに寄り添い、答えてくれています。

"じぶんにやさしくすることが、いちばんのやさしさなんだ"

モグラはいった。

"やさしくされるのをまつんじゃなくて、じぶんにやさしくなればいいのさ"

"いちばんゆるすのがむずかしいあいては、じぶんなんだから"

『ぼく モグラ キツネ 馬』より

モグラ君のいう通りです。

 

ここで一旦考えてみて欲しいのですが、

私たち、毎日を "減点方式" で捉えていないでしょうか?

・仕事の期限をうっかり忘れていた

・やると決めていた勉強をできなかった

・いつの間にかポテチの袋を開けていた

などなど、減点方式で捉えていたらマイナスだらけになりますよね?

そんなことをしていたら、自分が許せなくなります。当然です。

それゆえ大切な人にさえ、マイナスの部分に目がいってしまいがちになる。

良い部分、自分を支えてくれている部分もたくさんあるはずなのに。

 

だからこそ "減点方式" をやめましょう。

それが、 "自分に優しくなれる第一歩" です。

それにまず "生きているだけ" で プラス100点。

そして"自分さえ傷つけなければ"、ポジティブです。

 

自分に優しくできれば、他人にも優しくできるはずですよ。

"いちばんゆうかんなことば" は?

主人公のぼくが「あなたが一番の勇敢な言葉は何?」と聞く場面があります。

こんな哲学的なこと中々考えたことないですよね?

ですが、馬はしっかりと答えてくれています。

"いままでにあなたがいったなかで、いちばんゆうかんなことばは?"

ぼくがたずねると、馬はこたえた。

"たすけて"

"たすけを求めることは、あきらめるのとはちがう"

馬はいった。

"あきらめないために、そうするんだ"

『ぼく モグラ キツネ 馬』より

確かに大人になると「助けて」という言葉が言いにくくなるかも知れません。

「自分が無能だと思われるかも知れない」

そんな思い込みが「助けて」という言葉を飲み込み、自分を消耗させてしまう。

 

ですが、あなた存在以上に大切なものはありません。

 

それに誰にだって、物事に向き・不向きはあります。

自分自身で勝手にあるべき姿を作り、そこに無理やり入り込もうとしているだけではありませんか?

 

『自分が自分をどう扱うか?』

これは「他人が自分をどう扱うか?」よりも遥かに重要なことですよ。

なんせ自分の人生ですから。

だから苦しい時は、『助けて』という言葉を飲み込まず、発して下さいね。

必ず助けてくれる人が現れますから。

"コップがある" ということを喜ぶ

あなたは「コップの水理論」を聞いたことがあるでしょうか?

 

「コップの水理論」とは "マネジメントの父" と呼ばれたピーター・F・ドラッカー氏が提唱したビジネスの重要な考え方を示した例え話です。

 

簡単に説明しますと、

コップに水が半分まで入っているとします。

この時、あなたは「コップに半分も水が入っている」と思いますか?

それとも「コップに半分しか水がない」と思いますか?

というお話です。

 

『同じ量の水だったとしても、人によってポジティブにもネガティブにも捉えることができる』という心理学的な例えに使われることもあります。

 本当は、「その捉え方が変わる時にイノベーションが生まれる」というお話で

す。

 

この「コップの水理論」がこの『ぼく モグラ キツネ 馬』にも出てきます。

"コップに水がはんぶんしか入っていないとおもう?

それともはんぶんも入っているとおもう?"

モグラにきかれて、ぼくはこたえた。

"コップがあるってことが、うれしい"

『ぼく モグラ キツネ 馬』より

こんな答えが出てくるでしょうか?

『コップが、まずぼくの目の前にあることが嬉しい』

そりゃあ、そうです。

 

ついつい、水の量がどんだけ入っているかを気にして、今あるものが見えていません。

幸せについても同じこと。

「〇〇を私は持っていないから‥」とないものばかり注目しがちになりますが、

まず "目の前にある幸せに気付くこと" が重要です。

 

日々の忙しさからか、こんな当たり前のことを見落としてしまうこともあります。

そんな当たり前のことを思い出させてくれるのが、

今回、紹介した『ぼく モグラ キツネ 馬』です。

 

ぜひ機会があれば目を通して見てください。

きっと心温まる言葉があなたを待っているはずですよ。

 

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身近な大切な人は、実は "あなたの力" になってくれています。

ぼくなりに言葉に落とし込んでいますので、ぜひ読んでみてください。

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