- 記事を読んで欲しい人
- 過去を振り返るって悪いこと??
- 『過去を使う』ってどういうこと??
- 『過去を使う』の本質は 、”意味を考えること”
- 『過去』は "これから" に使う
- 過去の自分を恥ずかしく思うのは 、"成長の証"
記事を読んで欲しい人
- "過去" にこだわってしまう人
- 一歩踏み出したい人
- "過去" の使い方を知りたい人
過去を振り返るって悪いこと??
ぼくもたくさんの本を読むのですが、
「過去のことは関係ない」
「過去を引きずってしまうから、良くない」
などの意見を見ることがあるんです。
確かに一理あると思います。
でも全く振り返らないのも良くないとも思うんですよね。
そのせいで同じ過ちを繰り返してしまうこともあると思うんです。
だからぼくは 、”過去を使うべき” だと考えていて、"使わないから『負の遺産』になってしまう" と思っているんです。
ということで、今回のお話しは "過去" についてです。
"人生を振り返って、全て成功してきた" という人はいません。
誰しもが必ず浮き沈みをしながら、歩んでいます。
その中で少しでも、自分の歩んできた過去を『負の遺産』にしないための考え方を紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
『過去を使う』ってどういうこと??
"過去を使う" というのは、言い換えると『深く振り返って学びを得る』ということです。
"成功したこと" を振り返れば、その成功した要因がわかれば、他に転用できることもあります。
また "失敗したこと" を振り返れば、次から同じような失敗を避けることができます。
確かに失敗したことを振り返るのは、気の進まないことでもあります。
ですが、そこを突破するポイントがあるんです。
そのポイントは、"振り返りの深さ" です。
実は、"過去の振り返りが浅い" と、"恥ずかしい" とか "イヤな感情" だけを思い出してしまうんですね。
だから、引きずったり、悩んだりしてしまって、結局、過去が『負の遺産』になってしまうんです。
過去記事の紹介
"過去が負の遺産になってしまう" という記事をこちらで書いてますので、よかったら読んでみてください。
『過去を使う』の本質は 、”意味を考えること”
ここで『過去を使う』についてもう少し深掘りしていきたいと思います。
『過去を使う』というのは、単なる成功や失敗の要因探しではなく、「あの経験にどういう意味があったのだろう?」と考えることなんです。
どんな人でもタイムマシーンがない以上は、過去を変えることはできません。
さらに人は都合よく覚えることもできなければ、都合よく忘れることもできないもんなんです。
だったら、少しでも学びに変えた方が有効だと思います。
『過去』は "これから" に使う
でも何のために『過去』を使うのか?
それは "これからの自分を作る" 、つまり『成長』です。
過去があるからこそ、"どれだけ自分ができるようになったか?" を比較することができるんです。
例えば、「学歴」について考えてみましょう。
振り返ってみると、
「なぜあの学校を選んだのだろう?」
「もっと将来に役立つところに行けばよかったかも」
などと思う人がいるかもしれませんね。
このように思ってしまう理由は、
当時の自分は、
「将来について深く考えていなかった」
「調べる方法がわからなかった」
「周囲の友達に合わせた」
からかも知れません。
しかし、ここからだって学べることがあるんです。
「もっと目線を先に向けないとダメだな」
「調べる方法がどんなものがあるのだろう?」
「空気を読むよりも、時代の流れを読んだ方がいいな」
などなど、出てくるものなんです。
と、このように過去を使ってみると、意外に重要なこと、そしてこれから自分の役立つことも学べるんです。
みなさんも過去をスルーしすぎて、重要なことを見逃しているかもしれませんよ?
過去の自分を恥ずかしく思うのは 、"成長の証"
"過去を使おう"とすると "嫌な感情が思い出される" と、ちょくちょく書いていますが、
これが中々の "痛み" なんですよね。
自分を情けなく思ったり、当時の自分の行動を理解できなかったりすることもあるでしょう。
だから『黒歴史』にしたいわけです(笑)
でも黒歴史にしたいと思うってことは、当時よりも "成長している証拠" なんです。
過去の自分を恥ずかしく思うなら、あなたはきっと成長しています。
このように改めて過去を振り返ってみると、
「案外、成長できているなかもしれないな」
「当時は辛かったけど、あの経験が活かされているな」と発見することもあるんです。
このような発見が自信が繋がることだってあります。
そしてやがて未来を変えることだってあります。
なのでぼくは、積極的に過去を使っています。
だから、あなたも過去を使ってみると "未来" を変えていきませんか?
きっとできるはずです。応援してます。